知恵袋
2024.01.05

おばちゃんの知恵袋【みかんの皮】


日本人なら昔からなじみ深いみかん。
ビタミンCやクエン酸が豊富、乾燥させた皮は、陳皮(ちんぴ)といって風邪薬や胃薬、七味唐辛子に使われ、生薬として活躍する実はすごい実力の持ち主です。

また、陳皮は血管を拡張させる「へスぺリジン(ポリフェノールの一種)」を含んでいて、みかんの皮を1週間ほど天日に干したもの(農薬が気になる場合はよく湯通ししてから干しましょう)を細かく刻んで料理に混ぜたり、陳皮茶として煎じたり、お風呂に入れるとあっため効果もあります。

ヘスペリジンは皮や白いスジに多く含まれるので、みかんはスジはとらずに薄皮ごと食べるのをおすすめします。

さらに、柑橘系の香りには「リモネン」という成分が含まれており、リラックス効果も期待できます。

主に冬が旬で3月頃までが食べごろですが、1年中出回るありがたい存在のみかん。
果実から皮まで、余すことなくみかんの恩恵を受けながら、これからもいただきましょう♪
ページトップへ