2022.08.21

おばあちゃんの知恵袋 夏バテ防止に梅干し

夏には前菜などに酢のものが増えませんか!?
実は、酸っぱいものには、食欲アップの効果があるからです。
酸っぱいものを見たり、食べると唾液が出ます。
そして、胃液の分泌も増えるんです。

中でも梅干しには夏にオススメする理由がいっぱい。


昔から(一説には戦国時代から)、食べものを傷ませないように梅干しが使われてきました。
梅干しには塩分やクエン酸が含まれていて、天然の殺菌能力があり、食中毒の原因になる菌をやっつけてくれます。

梅干しに含まれるクエン酸には、代謝をアップさせてくれる働きもあります。
クエン酸は、夏バテで疲れた体にたまった疲労物質乳酸を燃焼させ、体内で必要なエネルギーに変えます。
疲労回復にも効きます。

さらに、熱中症予防に欠かせない経口補水液。
この経口補水液には、クエン酸、塩分、カリウムの3つが含まれているのですが、梅干しにもこの3つの成分が含まれているんです!
水分と一緒に梅干しを食べることで、熱中症予防にも効果が期待できます。

さらにさらに、加熱した梅干しには血流を促進する効果もあるとか。
梅干しを加熱することで「ムメフラール」という血液の流動性を高める成分が発生し、動脈硬化の予防や冷え性の改善にも効果があるのこと。
冷房病予防にもうってつけ。

日本の素晴らしいスーパーフード、梅干しをぜひ意識的に摂りましょう!
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